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大工とは文字どおり「大きな工人」の意。それは力と技をものする男の仕事。大工の呼称には一種の尊敬の念さえ込められております。そして棟梁は彼ら大工の総元締め。すなわち男のなかの男であったわけです。しかし、一方、江戸時代には士農工商という身分制度があり、この制度によるとさしもの<男のなかの男>も下から二番目の身分。
苗字帯刀もかなわなかったわけですが、金剛家代32代当主金剛八郎喜定のとき、四天王寺正大工職として栄誉と功績を認められ、ついに苗字帯刀を許可されるに至りました。
1400年余り脈々と受け継がれる職人たち卓越した技巧とこだわりが今日の金剛組の匠を支えています。当社には8組110名の宮大工がいます。そのいずれの職人も、鉋掛けひとつにも職人魂を注ぎ、今もなお匠の極みを目指しています。 |