匠・技 
宮大工について
トップ匠・技 【宮大工について】
匠の技を伝えるために
金剛組には専属の宮大工によって結成する「匠会」という職人集団が存在しています。金剛組が、1400年余りの間、弟子から弟子へと伝えてきた技を、さらに次の世代に伝えること。これが、匠会の最大の目的です。「匠会」では、たがいに教えあい、学びあって、ともに若い大工を育成していきます。また、日頃の交流を通して、お互いの親睦を深め、切磋琢磨し、金剛組の宮大工としての一体感を高めていきます。

  • 日本有数の宮大工集団
    金剛組の宮大工は、木の仕口・継ぎ手などに伝統的な中でも高度とされる技法を用いて神社・仏閣の建立などをおこないます。これらの技術、技法を護っていくだけではなく、古い堂宮の解体作業を通じて、先人の「匠」に驚かされ、学ばせて頂くことが多々あります。よくできているからこそ、何百年に一度の修復で済む。これらの技術、技法を真摯に学び、用いてさらに高度な技術を生み出し、金剛組の宮大工として日々精進することを誇りに思い、心を磨き上げることも伝承するものの責任であると考えます。

各組のご紹介